【どこまでやればいい?】企業研究・業界研究すべき2つの理由とやり方

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業界研究
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そるてぃー@就活ライブラリー編集長

上場企業で採用責任者として経験後、採用コンサルティングや就活エージェントのサービス責任者を経て就活ライブラリーの編集長に。3000人以上の就活生と面談・面接し、正解にしたいと思えるキャリア選択の支援をしている。
担当学生内定実績:マッキンゼー,電通,TOYOTA,リクルート,三菱商事etc…

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こんにちは。就活ライブラリー編集長のそるてぃーです。
今回は企業研究・業界研究をテーマに書いていこうと思います。そもそも企業研究・業界研究を「何のために」「どうやって」「どこまで」やるのか分からない方も多いのではないでしょうか?もちろん就活を始めるまでは意識的に企業研究・業界研究をする機会なんてなかったかと思います。とはいえ、企業研究・業界研究に時間を注げばいいというわけでもありません。今回は”成果の出る”業界研究・企業研究のやり方や、やるべき理由、どこまでやるべきかなどを徹底解説していきます。

そもそも企業研究・業界研究とは?

企業研究とは特定の企業の他社との差別化ポイントを見出すこと

企業研究とは企業の強み・弱みを理解し、自分自身の就活軸とマッチするポイントを見極めることを指します。
企業研究は自己分析同様、志望動機を作成するにあたって必ず求められるものになります。
志望動機を作るのに時間がかかっていませんか?

業界研究とは特定の業界の動向や構造について分析・考察すること

就活をスタートさせると、今まで知らなかったような業界と出会うことになります。
マスコミや自動車メーカーなどは何となく「こんな業界なんだろうな」と想像に難くないと思いますが、商社やコンサルティング業界などは具体的な役割や仕事のイメージが湧きづらいのではないかと思います。
つまり業界研究は、ビジネスモデル(収益構造)や今後の動向を理解することを指します。業界研究をすることによって自分に合った業界を見つけることができますので就活において業界研究は必須事項です。

企業研究・業界研究すべき2つの理由

企業研究・業界研究をすべき理由は大きく分けて2つあります。

1.活躍する人物像を明確にするため

就職活動において面接官の評価のおよそ8割が「利益を生み出せるかどうか」を見極めていると言われています。どれだけ相性が良くても利益を生み出せる人物でないと投資する価値が感じられないためです。

業界や企業によって活躍する学生の特徴は様々です。システムエンジニアなどものづくりに関わる業界や企業においては計画性や継続力などの強みがある学生は活躍しますが、営業職として採用できるかと考えたときに特別重要視される強みではありません。選考を受ける業界や企業によって重要視する強みが変わるわけですから、企業でどういった人物が活躍しているのかやどう言った強みをアピールすべきか明確にすることが重要です。

2.自身の将来像とのマッチ度を確かめるため

面接においては必ずと言っていいほど志望動機を聞かれます。志望動機は面接官が一緒に働きたいかどうかを見極めています。具体的には「就活の軸」と「企業の特徴」がマッチしているかが重要です。マッチ度を確かめるためにはその企業の持つ環境や特徴を理解していなければなりません。企業の特徴をより具体的に理解することで就活の軸との接続がしやすくなります。だからこそ業界研究、企業研究が重要なのです。

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企業研究・業界研究はどこまでやる?

では業界研究・企業研究をする中で何を明確にすべきなのでしょうか?業界研究・企業研究におけるゴールは主に2点です。

その業界・企業で生かせる強み

業界や企業を調べる中で「この業界・企業で最も重宝される強みは何か?」を導き出すようにしましょう。もちろん生かせる強みは複数ありますがその中でも最も会社の利益に直結しやすい強みを1つピックアップすることが重要です

就活の軸にマッチする業界・企業の特徴

自分の就活の軸にマッチする業界や企業の差別化ポイントや特徴を洗い出すことが重要です。そうすることで具体的に志望動機を作ることができるようになります。

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企業研究・業界研究の効率的なやり方

では具体的にどのように業界・企業の求める強みやその環境の持つ特徴を明確にすることができるのでしょうか。

ビジネスモデルから考える

企業が特に求める強みを見極めるためには、「どんな価値を提供し、誰からお金をもらうのか」を明確にする必要があります。

一般的なIT企業の例で考えてみましょう。上の図はIT企業のビジネスモデルを表した図です。あなたはシステムエンジニアで、SES事業を運営している企業は従業員であるシステムエンジニアをクライアント先に派遣します。そしてステムエンジニアの持つ技術力を提供することによって対価としてお金をもらうという仕組みになっています。このように考えた際に、クライアントにより高い技術力を持ったシステムエンジニアを派遣できればできるほどクライアントへ提供する価値は高まっていきます。つまり派遣されるシステムエンジニアは「より高い技術力を身につけることのできる素養のある人材」であるべきだと考えます。

その素養があるかどうかは「継続的にインプットし続けられる継続力」や「責任感のある」人材であるかで判断ができるようになるのです。

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その他業界・企業研究に役立つツール

業界地図2022

企業研究・業界研究は仮説立てが重要

ここまで業界研究・企業研究の必要性やゴール、やり方についてお話ししてきましたが、あくまで正解は企業の社員でも分からない事があります。つまり企業の求める人物像をいかに具体的にイメージして仮説を立て、意図を持ってアピールできるかが重要なのです。

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