【27卒向け】後悔しないインターンシップの探し方｜学年別・選び方のコツも解説！

こんにちは。就活ライブラリー編集長のそるてぃーです。就活が早期化する現在、インターンシップへの参加が内定をもらう鍵となっています。しかし、「どうやって企業を探すの？」「長期と短期はどう違うの？」「選び方のポイントがわからない」など、悩むことが多く参加することに躊躇してしまっている人も多いのではないでしょうか。この記事では、インターンシップの探し方や選び方のポイントを徹底解説していきます。27卒の就活生はいますぐチェックして、インターンへ積極的に参加しましょう！

【結論】スカウトサービスを活用してインターン先を見つけよう！

キャリアチケットスカウトがおすすめ！

キャリアチケットスカウトはレバレジーズ株式会社が運営する「量より質」の新卒スカウトメディアです。就活エージェントとして急成長しているキャリアチケットや転職支援のメディアなどを運営する企業が運営しているため信頼性が高いことが特徴です。これまでの顧客データベースを活用して企業への導入を進めているためこれから非常に多くの企業からのスカウトが届く可能性が高いと考えられます。企業からスカウトを受け、インターンシップに参加する機会を得ることもできます！自己PRやガクチカを簡単に作れるテンプレート機能や自己分析を助けるツールなどが完備されているため、ただスカウトを受け取るだけでなく自己分析や面接対策にも役立つサービスとなっています。

インターンシップとは？

就活生のインターンシップとは、就活生が企業で実際に業務を体験したり、社員の方々と交流したりするプログラムのことです。企業によっては、職場見学やグループワーク、課題解決型のワークショップなどの形式で実施される場合もあります。期間は数日から数ヶ月と様々で、職種や業界も多岐にわたります。企業によっては、給与が支払われる有給インターンシップと、無給のインターンシップがあります。

2022年以降、文部科学省・厚生労働省・経済産業省は「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」を改定し、「学生のキャリア形成にかかる産学協働の取組み」を「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」の4種類に分類しました。主に就活生が参加するインターンに該当するものは「オープン・カンパニー」と「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」です。この二つの違いはしっかりと抑えておきましょう。

「オープン・カンパニー」と「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」の違い

オープン・カンパニー

オープンカンパニーは、企業だけでなく就職情報会社や大学のキャリアセンターが学生に向けて業界や企業の事業内容、企業文化、働く環境などを紹介するイベントです。大きなポイントとしては「就業体験を伴わない」という点です。開催内容を自由に設計できるため、企業によっては「会社説明会」に近い形式で行われることもあります。学年不問・短期開催となるため就活のスタートを切るために参加する就活生も多くいます。採用に直結してはいけないという決まりがある点も抑えておきましょう。

汎用的能力・専門活用型インターンシップ

一方、汎用的能力・専門活用型インターンシップは、学生が実際に企業の業務を体験することを目的としています。単なる見学や説明会ではなく、社員の一員として一定期間働くことで、実践的なスキルや知識を習得することが可能です。参加できる学年も「学部3年・4年または修士1年・2年」と決まっており、採用に直結させることも可能となっている形式です。また、参加する日数の半分は就業体験であることが定義されているので、しっかりと業務理解や社風理解をすることが可能なのも魅力の一つです。

インターンシップに参加するメリット

就活生にとってインターンシップに参加する大きな目的の一つは、企業理解をより深く掘り下げることにあります。企業のウェブサイトや説明会だけではなかなか掴みにくい、実際の社風や働く人々の雰囲気、事業の進め方などを肌で感じることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。また、インターンシップは様々な業界や職種に対する理解を深める絶好の機会です。実際に業務を体験したり、社員の方々と交流したりする中で、これまで知らなかった仕事内容や、自分自身の興味や適性に気づくことができるでしょう。これにより、将来のキャリアプランをより具体的に描く手助けとなります。

さらに、インターンシップは自己分析を深める上でも重要な役割を果たします。実際の業務に取り組む中で、自身の強みや課題、得意なことや苦手なことなどを客観的に認識することができます。社員からのフィードバックを通じて、自己成長のきっかけを得ることも期待できます。そして、早期からインターンシップに参加することは、就職活動への意識を高めることにも繋がります。他の就活生よりも早く企業との接点を持ち選考の雰囲気を知ることで、本選考に向けての準備をスムーズに進めることができるでしょう。

一部の企業においては、インターンシップ参加者に対して早期選考や特別な選考ルートを用意している場合があります。そのため、インターンシップへの参加は、内定獲得という観点からも有利に働く可能性があるのです。

後悔しないインターンシップの探し方

後悔しないインターンシップ先を見つけるためには、様々な情報源を活用することが重要です。ここでは、代表的なインターンシップの探し方を5つご紹介します。

①就活ナビサイト・インターンシップ専用サイト

最も一般的な探し方の一つが、就活ナビサイトやインターンシップ専用サイトを利用する方法です。これらのサイトには、多くの企業のインターンシップ情報が集約されており、業種、職種、勤務地、期間などの条件で簡単に検索することができます。

メリットとしては、多くの企業のインターンシップ情報をまとめて比較検討できることや自分の希望条件に合ったインターンシップを見つけやすいという点があります。一方で、情報量が多いため自分に合ったものを見つけるのに時間がかかってしまったり、人気のあるインターンシップは参加するために選考があり、通過が厳しくなる傾向があるという点があります。

②スカウトサービス

そこで近年注目を集めているのが、オファー型スカウトサービスです。就活生向けオファー型スカウトサービスとは新卒採用やインターンシップ募集にも使われる新たなツールです。“逆求人サイト” “逆オファーサービス”などとも呼ばれます。「プロフィールや経歴を登録しておくだけで企業からインターンのお誘いや特別選考ルートのオファーを受けられる」サービスとなっています。企業は登録されたプロフィールをチェックして、気になった就活生に特別なオファーを送ります。そのためナビサイトと違い、プロフィールを入力しておくだけで自分とマッチした企業からアプローチが来るので自分で企業を探す手間もなく企業と出会うことができます。

効率よく就職活動を進めていく点としてもオファー型の就活サービスは登録して損はないので、採用責任者のそるてぃーがおすすめするスカウトサービスを厳選して紹介します！気になったサービスはいますぐプロフィール登録してみましょう！！

キャリアチケットスカウト

スカウトの量：	★★★★★
スカウトの質：	★★★★
人事評価：	★★★★★

キャリアチケットスカウトはレバレジーズ株式会社が運営する「量より質」の新卒スカウトメディアです。就活エージェントとして急成長しているキャリアチケットや転職支援のメディアなどを運営する企業が運営しているため信頼性が高いことが特徴です。これまでの顧客データベースを活用して企業への導入を進めているためこれから非常に多くの企業からのスカウトが届く可能性が高いと考えられます。
自己PRやガクチカを簡単に作れるテンプレート機能や自己分析を助けるツールなどが完備されているため、ただスカウトを受け取るだけでなく自己分析や面接対策にも役立つサービスとなっています。

ABABA

スカウトの量：	★★★★
スカウトの質：	★★★★
人事評価：	★★★

OfferBox

スカウトの量：	★★★★★
スカウトの質：	★★★★
人事評価：	★★★★★

OfferBoxは28万人が登録する「企業が興味をもった学生にオファーする就活サイト」です。企業が学生に送るオファー数には上限が設定されています。企業はあなたの自己PRやエピソードなどのプロフィールを読み、1通1通厳選してオファーを送るのです。そのため選考にスムーズに進めることが多く、年間で3000名もの学生がOfferBox経由で入社を決めています。登録企業数も業界NO.1を誇るため、プロフィールを記入している学生のうち93%が企業からのオファーを受け取ることができています。

キミスカ

スカウトの量：	★★★★
スカウトの質：	★★★
人事評価：	★★★★

キミスカは「逆求人型の就職活動サイト」です。企業の採用担当者が登録された学生のプロフィールをチェックして、気になったユーザーにスカウトメッセージを送ります。また『キミスカ』では、採用選考の経過を登録することで企業にアピールすることが出来ます。

③企業のホームページ

興味のある企業が明確にある場合は、直接その企業のホームページを確認してみるのも有効な手段です。特に大手企業や人気企業の場合、自社のホームページでインターンシップ情報を公開していることがあります。就活ナビサイトなどには掲載されていない、独自のインターンシップ情報が得られる可能性があるので、明確に企業が決まっている場合は企業ホームページをチェックしてみることをおすすめします！ただし、1社1社企業ホームページを検索して情報を探していると非常に時間がかかるため、決めた企業に絞るなどの対策は必要となります。取捨選択をすることも就活のコツとなるでしょう。

④学校のキャリアセンター

多くの大学や専門学校には、キャリアセンターや就職支援室といった、学生のキャリア形成をサポートする機関があります。これらの機関では、大学独自のインターンシップ情報や、卒業生からの情報、企業との連携によるインターンシッププログラムなどを提供している場合があります。キャリアセンターでは、大学のOB・OGが活躍している企業や大学と連携している企業のインターンシップ情報が得られるだけでなく、履歴書の添削や就活の相談に乗ってくれる場合があるので一度覗いてみると良いでしょう。ただし、インターンや企業情報の数は限られているのでキャリアセンターだけで情報を得るのは情報不足になる可能性があるので注意しましょう。

⑤OB・OG訪問

興味のある企業に知り合いのOB・OGがいる場合は、積極的に訪問してみるのも有効な手段です。OB・OG訪問を通して、インターンシップに関する情報を直接聞いたり、企業文化や仕事内容についてより深く理解することができます。企業の内部事情やインターンシップの体験談など、公式な情報だけでは得られない貴重な話を聞くことができたり、気になっていることを直接聞くことができるのが魅力な点です。OB・OGとの繋がりは、将来のキャリア形成において貴重な財産となる可能性があるので慎重に依頼することが大事です。しかし、OB・OGの都合によってはなかなか会う時間を作ってもらえないことがあったり、OB・OGに出会えない場合もあります。そのような場合は、ビズリーチ・キャンパスというサービスを使ってみることをおすすめします。このサービスを使うことで、OB・OG訪問のアポ取りがスムーズに行ったり就活のサポートをしてもらえたりします。

ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスでは、大学の先輩が就職した企業へOB・OG訪問できるサポートを行なっていたり「難関企業内定者による就活対策講座・就活サポート」を受けることができます。大学のキャリアセンターでは紹介してもらえない企業へ訪問ができたり、先輩の話が聞くことができるのはビズリーチ・キャンパスの大きな強みの一つです。また、限定インターンシップや、特別選考ルートなどここでしかない人気大手企業のインターンに応募もでき、高確率で誰もが知る人気企からスカウトが届く場合もあります。先輩の就職体験記を読むこともできるので「いつ・何をして・何に悩んだのか」を知ることができるので「就活がだるいな」と感じた時に背中を押してくれるツールになるかも知れません。

学年別でやるべきこと

“インターンシップ”と聞くと大学3年生まで関係のない就活ワードと思いがちですが、インターンシップ探しや参加は、早めに始めるに越したことはありません。大学1年生のうちからできること・大学3年生になったらやるべきことについて整理していきましょう。

大学1・2年生

大学1・2年生のうちは、インターンシップという制度があることを知りアンテナを張っておくことが大切です。登録サイトやスカウトサービスの情報を収集したり、どのような業界のインターンに参加するかの方向性を決めるための自己分析を中心に進めていきましょう。

大学1・2年生でインターンシップに参加するにはまだ早いと感じる人もいるかと思いますが、内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について」によると、7.9%の学生が大学2年生の時点でインターンシップに参加しています。3年生になると、就活が本格化するため忙しくなるので時間のある1・2年生のうちに参加して業界職種の理解を進めておくと後々の就活がスムーズにいきます。また、3年生になると参加率が増えるためインターンの選考も倍率が高くなる傾向があります。

大学3年生

本格的に就職活動が始まる前の重要な時期です。夏休みや秋に開催されるインターンシップへの参加を目標に、積極的に行動しましょう。大手企業のインターンシップや選考直結型のインターンに参加する場合は、事前の選考がある場合がほとんどです。そのためには、インターンに参加する前にエントリーシートや履歴書の書き方、面接対策など、選考に必要な準備を始めていく必要があります。興味のある企業にOB・OGがいれば積極的に話を聞きに行き、インターンシップに関する情報を収集しましょう。

大学4年生

多くの企業で選考が本格化する時期ですが、まだインターンシップに参加する意味はあります。しかし今までのインターンシップの参加目的とは少し違った目的になる場合が多いです。例えば、『内定承諾後のインターンシップ』です。内定を得た企業で、入社前にインターンシップに参加できる場合があります。入社後のギャップを減らし、スムーズに社会人生活をスタートするために、積極的に参加を検討しましょう。他にも『納得のいく内定を得られていない』場合にも、焦らずにインターンシップを通して新たな可能性を探るのも一つの手段です。インターンシップに参加することが目的ではないので、自分の就職活動の状況に合わせてインターンシップに参加するかを決めていきましょう。

インターン先の選び方のポイント

数多くのインターンシップの中から、自分にとって本当に有益なものを選ぶためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか？ここでは、インターンシップ先を選ぶためのポイントを解説していきます。

【重要】目的を明確にする

インターンシップを選ぶ上で最も重要なポイントは「インターンシップに参加する目的を明確にする」ことです。「みんながインターンに参加しているから」「内定に直結すると聞いたから」とインターンシップに参加すること自体が目的になっていないかが重要です。『インターンシップに参加して何を学びたいのか・どのような情報を得たいのか・将来のキャリアにどう活かしたいのか』などインターンシップに参加する目的を明確にしましょう。目的が明確になれば、その目的別に企業を選ぶことができます。

業界・職種の理解を深めたい

興味のある業界・職種が明確にある場合は、その業界や職種の短期インターンシップで理解を深めることをおすすめします。ある程度、業界・職種の理解ができている場合は長期インターンに参加して、実際に希望する業界や職種が自分に合っているかを精査する場にしても良いでしょう。また、大手やベンチャー企業と会社規模で悩んでいる場合は、短期インターンなどを活用して同じ業界・職種の大手とベンチャー企業のふたつに参加し比較するという手段もあります。

企業の雰囲気や文化を知りたい

志望企業が決まっている場合は、その企業の雰囲気や文化を知るために長期インターンに参加してみましょう！企業のホームページや説明会では感じ取れない、企業の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会です。社内の先輩たちにも積極的に質問して、長期的なキャリア形成ができる場かどうかも精査できるとより良い経験になるでしょう。

仕事に活かせる自分の強みを知りたい

自己分析だけでは、仕事で本当に活かせる強みや、志望する業界・職種で求められる強みを完全に理解するのは難しいものです。特に、アピールしたい強みが企業の求める人物像と合致するかどうかを判断するには、客観的な視点が欠かせません。このような不安を解消し、自信を持って就職活動を進めるために、実際の業務経験を通して自分の強みや弱みを深く理解できるインターンシップを選ぶことがポイントとなります。「実践」を通して得られた自己理解は、就職活動における自己PRの説得力を高め、自分の強みが志望する業界や職種でどのように貢献できるかを具体的にイメージできるようになるため、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。

グループワークなどの経験を積みたい

短期インターンシップであれば、グループワークや課題解決型のワークの経験をすることができます。プログラム内容は申し込みの際に事前にわかることもあるので、目的別にプログラムでインターンを選ぶことも可能です。また、社会人と座談会で話してみたいなどの目的でも1dayインターンに参加する意味はあるでしょう。就活経験値を上げるという目的では短期インターンの参加を推奨します。

インターンシップは企業理解の場だけではない

就活生にとってインターンシップは単なる企業理解の場という枠を超え、キャリア形成において極めて重要な意味を持つようになっています。近年、企業はインターンシップを早期に優秀な人材と出会い、自社の魅力を伝えるための戦略的な採用活動の一環として捉える傾向を強めています。これは、企業側にとっても、学生に実際に仕事を体験してもらうことで、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍してくれる人材を見極めたいという意図があるからです。そのため、インターンシップが長期化する傾向にあり、参加する際に企業側が皆さんの本気度や主体性をより深く見極めようとしていると捉えるべきでしょう。単に「参加した」という事実だけでなく、積極的に学び、貢献しようとする姿勢が重要になります。長期にわたるインターンシップでは、皆さんのコミットメント力、課題解決能力、そして成長意欲などが試されると考えて臨む必要があります。

インターンシップに参加することを目的にしないこと

インターンシップに参加することは、企業説明会や短期のイベントでは得られない、より深い業務理解や社員との交流を通じて、自身の適性やキャリアパスについて考える貴重な機会となるでしょう。また、実際に働く経験を通して、自己分析だけでは気づけなかった自身の強みや弱みを発見し、今後の就職活動に活かすことができるはずです。安易に多くのインターンシップに参加することだけを目的にせず、一つ一つのインターンシップを通じて、自分がどのような情報や経験を得たいのかを明確に意識することが重要です。

今後の就職活動を有利に進めるためには、早めの情報収集と積極的な行動が不可欠です。多くの企業が早期にインターンシップ情報を公開し始めていますので、アンテナを高く張り、積極的に情報収集を行いましょう。そして、少しでも興味のあるインターンシップには臆することなく挑戦してみてください。早期にインターンシップに参加し、企業との良好な関係を築くことは、早期内定獲得への大きなアドバンテージとなります。積極的にインターンシップを活用し、自身の可能性を広げ、納得のいくキャリアを早期に掴み取ってください。皆さんの挑戦を心から応援しています。